2014年11月13日
上棟に向けて。
**浜北区:Y様邸 新築工事**
先週、養生期間中だった基礎も完成し。
今週は
16日(日)に控えております『上棟』に向けて
準備を進めてまいります。
月曜日。
現場に行ってみると
大工さんが土台を据える準備をしておりました。
コチラは
アンカーボルトを調整しているモヨウ〜。
この基礎に埋め込まれたアンカーボルトたちを。
トンカチでトントン叩いて
真っ直ぐに調整していきます。
そして
このトントンな作業が一通り終わりましたら
いよいよ土台の据え付け作業へと進んでまいります。
コチラはすでに現場に搬入されて
据え付けられるその時を
今か今かと待っておられる土台たち。
今回は。
工事が進むにつれ
あれよあれよという間に姿が見えなくなっていってしまう
土台たちにチューーモク!!どぇす。
*プレカット*で加工された材木には
このように刻印がされているのですが。
*プレカットとは...建築用の材料を事前に工場で加工しておくコト。
コレは
ただイタズラに落書きされているのではなく
ちゃんとした意味があるのでございます。
手前に見える5本の材木は『大引』という部材で
左から
『ぬ3・ち3・は3・ろ3・り3』と刻印されております。
少し見難いやもしれませんが
コチラはY様邸のプレカット図(の一部)。
『ぬ3』を例に先程の写真と照らし合わせてみると。
(*黄色い部分が5本の大引どぇす!)
コレは『ぬ』の通りの材木で
コチラ側を『3』通りの方向にセッティングして下さいね!
というコト。
現場ではこの刻印とプレカット図を照らし合わせながら
大工さんがだんだんと組み上げていってくれるのです。
そして
お次はコチラ。
土台の端っこや側面に
不思議なカタチに凹凸した部分が見られます。
コレは*仕口(しぐち)・継手(つぎて)*をする為に必要で
部材を継いだり、組んだりしていく上では欠かすコトの出来ない
重要な役割を担うソレなのでございます。
*仕口とは...二つの木材を直角あるいは斜めに接合する方法(また、その部分)のコト。
*継手とは...材を長さ方向に接合する方法(また、その部分)のコト。
様々な種類・カタチのある仕口・継手なのですが
本日は代表してコチラの方々のご紹介。
*腰掛け鎌継ぎ(こしかけかまつぎ)*
コレを。
コレに。
はめ込んで、材木を継いでいきます。
*腰掛け鎌継ぎとは...男木の頭が「蛇の鎌首」に似ているコトからこの名前が付けられている。
蟻継ぎよりも、引張力に対抗できるように考案された継手のコト。
実は私。
高校生の時に、授業でこの『腰掛け鎌継ぎ』を加工したコトがあるのですが
ノミやゲンノウ等を使ってカタチにしていき、
ガタつきはあれど 最後にはめ込んで完成した時のあの喜び。
今でも...なんとなく覚えています。
今ではほとんどプレカット工場で加工されて現場に搬入されますが、
以前は全て大工さんが現場で手加工!だったので
その時代の現場も見てみたかったな〜☆と思う私なのでした。
最後の一枚。
部材の所々に空いている長方形の穴。
コレについてはまた後日、
他のアレやコレやと一緒にご紹介していきます☆
***+ReMo建築設計事務所***
〒432-8002
静岡県浜松市中区富塚町3009-4
Tel:053-472-3880
Fax:053-571-3342
Mail:info@remo-archi.com
HP:http://remo-archi.com/
[Facebookページ]・[Twitter]
先週、養生期間中だった基礎も完成し。
今週は
16日(日)に控えております『上棟』に向けて
準備を進めてまいります。
月曜日。
現場に行ってみると
大工さんが土台を据える準備をしておりました。
コチラは
アンカーボルトを調整しているモヨウ〜。
この基礎に埋め込まれたアンカーボルトたちを。
トンカチでトントン叩いて
真っ直ぐに調整していきます。
そして
このトントンな作業が一通り終わりましたら
いよいよ土台の据え付け作業へと進んでまいります。
コチラはすでに現場に搬入されて
据え付けられるその時を
今か今かと待っておられる土台たち。
今回は。
工事が進むにつれ
あれよあれよという間に姿が見えなくなっていってしまう
土台たちにチューーモク!!どぇす。
*プレカット*で加工された材木には
このように刻印がされているのですが。
*プレカットとは...建築用の材料を事前に工場で加工しておくコト。
コレは
ただイタズラに落書きされているのではなく
ちゃんとした意味があるのでございます。
手前に見える5本の材木は『大引』という部材で
左から
『ぬ3・ち3・は3・ろ3・り3』と刻印されております。
少し見難いやもしれませんが
コチラはY様邸のプレカット図(の一部)。
『ぬ3』を例に先程の写真と照らし合わせてみると。
(*黄色い部分が5本の大引どぇす!)
コレは『ぬ』の通りの材木で
コチラ側を『3』通りの方向にセッティングして下さいね!
というコト。
現場ではこの刻印とプレカット図を照らし合わせながら
大工さんがだんだんと組み上げていってくれるのです。
そして
お次はコチラ。
土台の端っこや側面に
不思議なカタチに凹凸した部分が見られます。
コレは*仕口(しぐち)・継手(つぎて)*をする為に必要で
部材を継いだり、組んだりしていく上では欠かすコトの出来ない
重要な役割を担うソレなのでございます。
*仕口とは...二つの木材を直角あるいは斜めに接合する方法(また、その部分)のコト。
*継手とは...材を長さ方向に接合する方法(また、その部分)のコト。
様々な種類・カタチのある仕口・継手なのですが
本日は代表してコチラの方々のご紹介。
*腰掛け鎌継ぎ(こしかけかまつぎ)*
コレを。
コレに。
はめ込んで、材木を継いでいきます。
*腰掛け鎌継ぎとは...男木の頭が「蛇の鎌首」に似ているコトからこの名前が付けられている。
蟻継ぎよりも、引張力に対抗できるように考案された継手のコト。
実は私。
高校生の時に、授業でこの『腰掛け鎌継ぎ』を加工したコトがあるのですが
ノミやゲンノウ等を使ってカタチにしていき、
ガタつきはあれど 最後にはめ込んで完成した時のあの喜び。
今でも...なんとなく覚えています。
今ではほとんどプレカット工場で加工されて現場に搬入されますが、
以前は全て大工さんが現場で手加工!だったので
その時代の現場も見てみたかったな〜☆と思う私なのでした。
最後の一枚。
部材の所々に空いている長方形の穴。
コレについてはまた後日、
他のアレやコレやと一緒にご紹介していきます☆
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